こんにちは!幸せパンダです!
子宮体がんの検査で引っかかってしまい、現在再検査中です。
そこで、インターネット上で色々と情報を探しましたが、子宮頸がんに比べて子宮体がんの経験談は少ない印象です。
実際に子宮体がんになってしまった方のブログはいくつか見つけましたが、検査途中の体験談は少ない。
同じような方もいらっしゃるのではないか・・・と思い、記録に残しておくことにしました。
外陰部のおできで産婦人科へ
さて、まずは産婦人科に行った経緯から。
もともと私は婦人科系が弱く、しょっちゅう産婦人科のお世話になっています。
例えばパンツスタイルで飛行機に乗ると、蒸れてアソコが痒くなったり、ひどい時には腟カンジダ(カンジダ症)になったり、そんなことはしょっちゅうでした。
だから、今では飛行機に乗る際は通気対策のため、綿100%の下着+ロングスカートにすることを徹底しています。
また、家では基本的に綿100%のパンツを履くようにしています。ズボンは絶対に履きません。(同じく通気性を良くするため。)
そんな感じで産婦人科のお世話になることはしょっちゅうだったので、何かあれば産婦人科に行く、という習慣があります。
で、今回産婦人科に行ったきっかけは「外陰部のおでき」です。
なんかむず痒いなあ・・・と思っていて、いつもの感じで調子が悪くなったのかなあ?と思っていました。
その程度なら常備している塗り薬で2日程度で治るのですが、今回は全く良くならない。
そして、どうなっているのか鏡で見たところ、何と外陰部の外側におできのようなできものが・・・。
さすがにおでき初めてなので、急いで産婦人科に行きました。
不正出血を伝えると、子宮体がんの検査へ
実はその2週間前ほどに、生理の初日のような出血が少しだけあって、そのまま何もなくなる、ということがありました。
私はもともと閉経が早いだろう、と医者から言われているので、いよいよ閉経が近づいてきていて、生理周期が乱れてきたのかな?と思い、特に気にしていませんでした。
また、生理が始まる数日前から血の混じった茶色いおりものが出て、整理後も1週間くらい続くのがいつものパターんです。
問診の時に不正出血や茶色いおりものについて聞かれるので、一応そのことを伝えたところ、
「一応不正出血があるので、子宮体がんの検査をしておきましょう。」
と言われました。
通常の検診で受けている「子宮がん検診」は子宮頚部(子宮の入口)の検査です。
子宮体がん検査は子宮の奥にある子宮体部の検査になります。
私も初めての検査でした。
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子宮体がんの細胞診で引っかかった!
子宮体がんの細胞診のクラス分類は以下の通りです。
クラス分類 | 推定される病変 |
---|---|
クラスI、クラスII | 正常の範囲 |
クラスIIb | 炎症・内膜増殖の疑い(精密検査が必要) |
クラスIIIa | 炎症・内膜増殖の疑い(精密検査が必要) |
クラスIIIb | 異型内膜増殖の疑い(悪性疾患の可能性あり・精密検査が必要 |
クラスIV、クラスV | 0期の子宮体がんが疑われる(精密検査が必要) |
私はクラスIIIaで、再検査(今度は組織診)となりました。
内膜増殖というのは、子宮内膜が厚くなっている状態だそうです。
これが「異型」かどうかがポイントとなります。
「異型」の場合は癌化する可能性が高いため、出産年齢でない場合は子宮全摘手術を受けることもよくあるみたいです。
私の知り合い(50代)も異型内膜増殖(子宮体がんはなし)で、子宮全摘手術を受けていました。
今回「異型」かどうかを確定するために、次の組織診を受けることになりました。
子宮体がんの検査は痛い?
子宮体がんの検査ですが、以前「すごく痛い!」と聞いていたので怖いな・・・と思いました。
いつも検診で行う子宮がん検査は、子宮頚がんの検査で、子宮の入り口を擦っているだけです。
子宮体がんは子宮の奥の方にできる癌なので、検査の際も奥の方まで機械を入れる必要があります。
そして、検査には2種類あります。
細胞診
まずはこちらの検査から受けます。
膣から子宮内に細い器具を挿入して、子宮内膜の細胞を少し採取し、がん細胞があるかどうかを顕微鏡で調べます。
検査に必要な期間は1週間でした。
痛いと噂で聞いていたし、検査前に「ちょっと痛いよ~。」と先生が何度も言うのでかなり身構えてしまいましたが、多少チクッとするものの、大したことなかったです。
コツは力が入らないように、息を吐いたり吸ったりすること!
力が入ると余計痛く感じますので・・・。
個人的には子宮頸がんの検査の方が苦手です。
検査のあとには2日くらい茶色いおりものが出ていました。
私は細胞診で引っかかり、精密検査(次は組織診)となりました。
組織診
細胞診で引っかかると、組織診に進みます。←私は今ココ!!!
組織診では、器具を使って子宮内膜の組織の一部を削り取って採取し、顕微鏡でさらに詳しく調べます。
実物を見せてもらいましたが、検査用の液の中に、子宮内膜のかけらがいくつか浮いていました。
それを検査に出すそうです。
検査に必要な期間は2週間と結構かかります。←私は今検査待ち!!!
この検査で組織型(異型かどうか)と悪性度を調べます。
これで引っかかると、子宮体がんの存在を調べるため、さらに子宮内膜全体をはぎ取って検査することになるそうですが、これはかなりの痛みを伴うので麻酔をかけて行うそうです。
さて、組織診ですが、これは結構痛かったです。
先生に「子宮が収縮する痛みがあるよ!」と言われて、よく意味が分からなかったのですが、確かに採取する際に子宮が収縮する感じがありました!
私は帝王切開ですが出産経験もあるし、痛い不妊治療の経験もあるので耐えられますが、慣れてないときついかも・・・です。
やはり、コツは力が入らないように、息を吐いたり吸ったりすること!で、それをすると採取時の痛みは大したことないのですが、後でじわりじわりとくる痛みでした。
当日は背中の痛みも感じました。(生理痛の痛みに似ています。)
出血も私は結構あって、生理の初日くらいの出血があったので、ナプキンもしていました。
5日程度茶色いおりものも続きました・・・。
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不正出血があったらすぐ産婦人科へ!
今回外陰部のおできがなかったら、わざわざ産婦人科に行っていなかったと思います。
しかも不正出血も閉経前に生理周期が乱れている時期だと、やっぱり見逃されることも多いそうです。
不正出血というと赤い血が出たら・・・というイメージですが、茶色いおりものも不正出血とみなされるそうです。
とにかく不正出血があったらすぐに産婦人科へ行くことをお勧めします!
私が本当に子宮内膜増殖症なのか、それが悪性のものなのかは、検査結果待ちですが、今回産婦人科に行っていなければ、発見が遅れた可能性も大です。(通常の検診では子宮頸がんの検診しかないので、子宮体部の問題は発見できません。)
子どももまだ小さいし、検査結果を不安な気持ちで待っているところですが、みなさんも少しでも異常を感じたら、すぐに病院に行ってくださいね!