こんにちは!幸せパンダです!
今日は「中秋の名月」。
お月見の日ですね!
子どもが産まれてから、季節のイベントは大事にしたいなあ・・・と思うようになりました。
ちなみに、去年は「お月見プレート」を作りました。
ということで、2021年のお月見について書きたいと思います。
また、子どもに聞かれた時に説明できるように(まだ3歳なので聞いてこないとは思いますが・・・)、改めて「中秋の名月」や「お月見の習慣」について調べましたので、記事にまとめておきますね!
2021年は夜の公園で「お月見ピクニック」!
今年は思い付きで、夜に「お月見ピクニック」をすることにしました。
お月見のことはすっかり忘れていたのですが、週末に公園をお散歩していて、偶然ススキを見かけました。
それで、
「お月見の時期だ!」
と突然思い出しました(笑)。
調べてみると、今年の「中秋の名月」は9月21日(火)とのこと。
そう、今日です。
でも、今日は仕事なので、準備ができません。
ということで、前日で祝日の9月20日(月)にすることにしました。
せっかくなので、近くの公園まで夜ピクニックに行って、ススキとお月さまを眺めながらお団子を食べよう!ということになりました。
ということで、急きょピクニックに持って行くお弁当を準備しました!
お月見の定番・お団子と練りあんこ、ミートボールと星形人参のグラッセ、卵焼き、うさぎ型に切ったリンゴを詰めました。
おにぎりは俵型にして、海苔の目とハムの耳をつけてウサギにしました。
お月さまを眺めながら食べるお弁当は最高でした!
実物はとっても綺麗でしたが、写真に撮ると綺麗に見えない(涙)。
特殊なレンズがないと無理ですね・・・。
こちらはフリー画像ですが、実際はこんな感じだったんですよ!
月の中の「うさぎ」もはっきりと見えて、感動しました。
お月見団子は息子と一緒に作りました!
お月見団子は息子と一緒に作りました。
私も小学校以来作った記憶がありませんが、材料は白玉粉と水のみ。
それを丸めて、お湯で茹でるだけなので、とっても簡単です♪
息子からすると粘土遊びみたいで、とっても楽しかったようで、大喜びでした。
夫の提案で、市販の練りあんこをつけて、美味しくいただきました。
あんこはこちらを購入しました。普通にスーパーに売っていました。
息子も大喜びでしたし、すごく簡単なので、お月見以外にも作ろうと思いました。
レシピサイトにみたらし団子のタレのレシピもたくさん出ていたので、次はみたらし団子にしたいですね。
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「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とは
さて、子どもに聞かれた時に説明できるように、改めて「中秋の名月」や「お月見の習慣」について調べましたので、まとめておきますね。
「中秋の名月」とは、太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことで、日本では昔からこの日にお月見をする習慣があります。
もともとは中国から伝わった月見の習慣を平安貴族が取り入れたのが始まり。
貴族たちは月見の宴を催して、優雅に月見を楽しんでいたそうです。
その習慣は江戸時代には庶民に伝わり、秋の収穫に感謝する行事に変化していきました。
芋の収穫期と重なることから「芋名月(いもめいげつ)」という別名でも呼ばれています。
では、なぜ、太陰暦(旧暦)の8月15日に見える月を「中秋の名月」と呼ぶのでしょうか。
月の満ち欠けによって暦を作っていた旧暦では、7、8、9月を秋としていていました。
その真ん中の8月15日を中秋といいます。
秋は空が澄み渡り、月の高度もほどよいので、この時期の月が1年のうちでもっとも美しく綺麗とされていました。
そのため、満月である旧暦8月15日が「中秋の名月」と呼ばれるようになりました。
2021年は9月21日が「中秋の名月」で「満月」
2021年は9月21日が「中秋の名月」で、8年ぶりに満月と同じ日付になります。
え?8年ぶりに満月と同じ日付ってどういうこと?と思いませんでしたか?
お月見=9月の満月の日と私も思っていましたが、実は、「中秋の名月」と「満月」の日付がずれることはよくあることだそうです。
太陰暦(旧暦)では、月の満ち欠けによって暦を作っており、新月の日を1日としていました。
そのため、月の満ち欠けの中間点にあたる15日が満月であると考えられていました。
ということで、新月から15日目が「中秋の名月」になります。
ところが、実際には月の公転軌道は楕円形のため、新月から満月までにかかる日数が13.9日~15.6日と変化します。
そのため、「中秋の名月」と「満月」が一致しない、ということが起こり得るのです。
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「十五夜」と「中秋の名月」の違い
お月見と言えば「うさぎ」の童謡が頭に浮かびます。
うさぎ うさぎ
なに見て はねる
十五夜 お月さま
見て はねる
なので、私の中でお月見=「十五夜」なのですが、「十五夜」と「中秋の名月」って同じ意味なのか気になったので、調べてみました。
結論から言うと、厳密には違うけど、現在ではほぼ同じ意味で使われているようです。
「十五夜」は本来、旧暦の毎月15日目の満月のことをいいます。
月は満ち欠けを繰り返していますが、新月から満月まで約15日かかることから、満月のことを「十五夜」と呼ぶようになりました。
一方、「中秋の名月」は旧暦8月15日の夜に見える満月のことです。
この頃は空がとても澄んで、月が綺麗に見えることから、十五夜と言えばこの旧暦の8月15日を指すようになりました。
つまり、厳密には「十五夜」は毎月来るものだけど、中秋の名月は年に1回だけ、という違いがあります。
しかし、実際には「十五夜」というと、旧暦の8月15日の月である「中秋の名月」を指すことが一般的になっています。
お月見のお供え物は?
お供え物としては、月見団子、ススキ、芋などが一般的です。
それぞれのお供え物の意味を書いておきますね。
月見団子
先ほども書きましたが、平安時代に中国から伝わった月見の習慣は、貴族の行事として定着した後、江戸時代には庶民の間でも広く行われるようになりました。
そして、秋の収穫に感謝する行事に変化していきました。
お月見の時期がお米の収穫時期に重なっていたため、お米の粉で月に見立てて作った団子を供え、お米が無事に収穫できたことに感謝し、次の年の豊作を祈願しました。
また、月と同じく丸い形の団子をお供えし、それを食べることで、健康と幸せが得られると考えられていたそうです。
丸い形のお団子ですが、亡くなった方のお供え物(枕団子)にも使われるため、月見団子はほんの少しつぶすと良いとされています。
十五夜では、十五にちなんで一寸五分(約4.5センチ)の大きさのおだんごを15個お供えします。
また、1年の満月の数と同じで12個(閏年には13個)、15を簡略して5個にする場合もあります。
ススキ
月の神様を招く依り代(よりしろ)として供えられます。
本来、月の神様の依り代は稲穂なのですが、お月見の時期に稲穂が無かったため、稲穂に似たススキを供えるようになったといわれています。
また、鋭い切り口が魔除けになるとも言われています。
お月見にススキを供えると、災いや邪気を遠ざけて、翌年も豊作になると信じられてきました。
収穫した芋類、野菜や果物
「中秋の名月」は別名「芋名月」とも呼ばれ、芋類の収穫を祝う行事でもあるため、里芋やさつまいもなどをお供えします。
その他、その時期に採れる旬の野菜や果物をお供えします。
特に、ぶどうのようなツルものを供えると、お月様とのつながりが強くなるといわれています。
なお、個人的には月見団子とススキ以外はあまり馴染みがありませんね。
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まとめ
こうやって改めて調べてみると、知らなかったことがたくさんあることに驚きます。
いつか息子に聞かれた時に、きちんと答えたいですね。
お月見の本番は今日ですので、是非今晩は月を眺めてみてくださいね!
今までに作ったプレート
イベントごとにプレートを作って、ブログに記録として残しています。
次回の参考にもなりますしね!
古い順に並べています。