こんにちは!幸せパンダです!
昨日は夫の親戚が赤ちゃんを見に来るということで、昼から飲み会をしていました。
私も久しぶりの飲み会にウキウキ!手料理も準備しました。
親戚の子どものお誕生日が近かったので、フランス人の友人直伝のチョコレートムースも作りました。お誕生日&ハローウィーン仕様にデコレーション。
下にあるカラフルなボールはラムネ。
実はデコペンでラムネがのっている場所に絵を描きたかったのですが、うまく書けず・・・。
汚くなった部分をごまかすために、急いで買ってきてのせました(笑)。
聞きなれない「ペリネ」という言葉。フランス人の友人から「ペリネ・トレーニング」について聞きました。
ところで、このチョコレートムースのレシピを教えてくれたフランス人の友人(といっても70歳を超えたマダム)から、
出産後は「périnée(ペリネ)」のトレーニングをした方がいいよ。日本ではあまりトレーニングしないと聞いたから!
と言われました。
ペリネという単語が分からなかったので、何のことかなあと思いながら聞いていましたが、ペリネのトレーニングをしないと、将来尿漏れをしたり、内臓が落ちてきたりするよ~みたいなことを言われました。
何でもフランスでは、ペリネのトレーニングは保険でカバーされていて、産後にみんな受けるらしいです。
ということで、気になるので早速「ペリネ」について調べてみました。
ペリネとは?
子宮やぼうこうといった臓器を支えているのが骨盤底筋群。
「ペリネ」というのはフランス語で、骨盤底筋群をふくむ骨盤底全体のことを言います。
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産前・産後のペリネのトラブルの代表:尿もれ
産前・産後にせきやくしゃみをして、尿もれを経験した人は多いのでは?
私は個人的には尿もれはありませんでしたが、ママ友の間では何度かそんな話を聞いたことがあります。
おなかの中の圧力(腹圧)が上がったときにおこる尿もれは、「腹圧性尿失禁」と呼ばれています。
出産や加齢にともなって、ペリネがダメージを受けたり、ゆるんだすることなどが原因と考えられています。
こちらのユニ・チャームの記事を読んでください。
要注意!日本人女性の骨盤底筋力は弱っている!?
下記の図2は日本の女性の尿もれ対策専用品使用人口の推移です。年々20~30代の若い世代でも尿もれ対策専用品を使用している人が増加傾向にあります。また図3はユニ・チャームが調べた2011年度の尿もれ発症率です。 それによると全体では4割以上(43.8%)が、そして、30代前半までに、実に3人に1人が発症していることがわかります。
女性の骨盤内には膀胱や腸のほか、子宮や卵巣、膣などの臓器があります。
これらの臓器は靭帯(じんたい)などの組織でぶら下がった状態で、それを下から支えているのがペリネですが、ペリネに絶えず過度な圧力が加わっていると、靭帯がダメージを受けます。
妊娠中は子宮が重くなり、ペリネにすごく負担がかかります。
産後は産後で、赤ちゃんを抱っこしたり、赤ちゃんを抱っこしたまま無理な姿勢で家事をしたりでペリネに負担がかかります。
ペリネを酷使し続けることによって尿漏れや、子宮脱などの骨盤内のトラブルが起こるんです。
ペリネケアはなぜ必要か
ペリネは子宮、膀胱や直腸などを支えています。
妊娠すると重くなった子宮を支えるために、ますますペリネに負担がかかります。お産後は出産でダメージを受けたペリネに、赤ちゃんを抱っこしたり、無理な姿勢で育児をしたりと、さらなる負担がかかる可能性があります。また、負担がかかり過ぎることでペリネがうまく機能しないと、尿漏れ、便秘、下腹部ポッコリ、将来的に子宮脱になるなどの可能性があります。
一般財団法人日本ガスケアプローチ協会HPより
出産後、ダメージを受けたペリネをそのまま放っておくと、40代、50代になってから尿漏もれ、ガス・便もれ、子宮脱といった問題を引き起こすことになるそうです。
私のママ友の中には、30代ですが、産前・産後に尿もれに悩まされている、という人もいます。
フランスではペリネケアは一般的に普及しており、産後のペリネケアにかかる費用は100%保険適用されているそうです。
産後の検診で産婦人科医が「ペリネのリハビリ」の処方箋をだすのが一般的なんですって!
それに比べると日本は「ペリネケア」という言葉すら知らない人がほとんどではないでしょうか。
だけど、調べれば調べるほど、すごく大切なことだと気づきました。
【参考記事】
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ペリネケアの効果
ペリネをケアすることにより、以下のような効果が期待できます。
・尿もれの防止
・腰痛の防止
・骨盤のゆがみを改善
・スムーズなお産
・子ども授かりやすい体質へ
ペリネケアをどこで受けられる?
東京だと、一般社団法人 日本ガスケアプローチ協会が有名みたいです。
「産後クラス」という、産後1ヵ月以降から6ヵ月までの方を対象とした70分のクラスがあるようです。
子連れでの参加が可能だそうです!
子連れで行くのはやっぱり難しい!という人には、書籍も販売されているので、自宅でトライしてみてもいいかも?