こんばんは!幸せパンダです!
息子が小さい頃によく買っていた、カネ増製菓(大阪府河内長野市)の「かぼちゃとにんじんのやさいパン」。
- 卵未使用
- トランス脂肪酸フリー
- パンの生地にフリーズドライのにんじん粉末・かぼちゃ粉末を加えてあり、野菜の美味しさと成分がたっぷり
というママに嬉しい仕様で、私の周りのママ友たちも、みんな買っていました。
大ヒット商品です!
ところが、どうやら生後10カ月と11カ月の男の子が窒息する事故が起きて、そのうち一人が亡くなってしまったようです。
なんだかショックです・・・。
息子の常備食で、お出かけには欠かせなかった
「かぼちゃとにんじんのやさいパン」ですが、家の近くの赤ちゃん本舗やオッケーストアで販売されていて、息子の常備食でした。
割と硬めのパンでパンくずがポロポロ落ちることもなく、油でベタベタしないので手も汚れず、一口サイズで食べさせやすいので、お出かけ時に本当に重宝しました。
子どもが小さい時って、お腹が空くと待ったなし!
特にうちの子がそうだったのかもしれませんが、突然お腹が空いたと言い出し、バタバタと暴れ出します・・・。
電車の中でも、バスの中でも、待ったなし・・・。
このパンは食べやすくて汚れないし、小さいので取り出しても目立たないので、そんな時に半分に切って、ポイっと息子の口に入れて、問題解決!って感じで、本当にお世話になりました。
今は食べる機会は少なくなりましたが、生後10ヵ月頃から2歳頃までは、家に常備していたと思います。
パンのサイズは縦約2.5cm、横約3.5cm、厚さ約2cm
さて、こちらのパンのサイズですが、縦約2.5cm、横約3.5cm、厚さ約2cm。
ただ、通常は丸ごとあげることはなく、少し小さく切ってあげるのではないかと思います。
私もいつも半分に切ってから、渡していた記憶があります。
だから、不思議に思いましたが、どうやら保護者が目を離したすきに自分でパンをつかみ丸ごと口に入れたようで、ふやけたパンがのどの奥まで詰まっていたそうです・・・。
確かにやや硬めのパンなので、詰まることはあるだろうし、詰まった場合、中でとけにくいと思います。
国民生活センターが病院等と連携して調査を進めた結果、
「ほかの製品と比べ、硬さや大きさの面でのどに詰まるリスクが高かった」。
「口の中にいれると唾液(だえき)を吸ってふくらみ、とけにくかった。硬く弾力性もあり、歯が生えそろっていない乳児がかむには難しい製品だった。」
等の結論に至ったようです。
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今後は口に丸ごと入らないサイズに変更
さて、カネ増製菓の社長は、本件について、
「子どもの成長具合や近くの保育園の園児らに食べてもらうなどの確認をして販売した。お子さんが一個丸ごと食べることは想定していなかった。うちの商品でそういう事故が起こったことは、かなり厳しいことかなと思う。申し訳ない」
というコメントを出しているそうです。
自社の商品で死亡事故が起きてしまったので、会社側もいたたまれない気持ちだと思います。
ただ、販売数からすると、確率はかなり低いのですが、起きてしまったことは取返しがつきません。
もしかして販売中止になるのでは?と一瞬不安になりましたが、今後も販売は継続するようです。
来年1月にも、
- パンを軟らかくし、1個の大きさを縦約3・5センチ、横約6センチに変更し、口の中に1個丸ごと入らないサイズにする。
- 小さく千切るための切れ目も深く長く入れる。
などの対策をして、販売は継続するそうです。(現在販売中の商品の回収はなし。)
まとめ
息子も頻繁にお世話になっていた「かぼちゃとにんじんのやさいパン」の死亡事故。
育児は一瞬の出来事が命取りになる、と改めて感じました。
親御さんも、まさか自分で袋からパンを取って、丸ごと口に入れるとは思わなかったのだと思います。
そして、そんなものでも喉に詰まることがあるのか・・・と怖くなりました。
飴玉はいまだに喉に詰まるのが怖くてあげたことがありませんし、丸いトマトやブドウは必ず半分に切ってあげますが、正直このパンが詰まるという発想はあまりなかったかも・・・。
そういう意味でも注意喚起してくれるのはありがたいですし、だから私もブログに書いておこうと思いました。
自分に置き換えて考えてみると、今回事故が起こったのと同じシチュエーションは、うちでも何度も起こり得たことだと思うんです。
起こらなかったのは、ただ運が良かっただけかもしれない。
本当に、本当に、日々色々なことを予測して、気を付けないといけないなあ・・・と思いました。