こんにちは!幸せパンダです!
息子も私も絵本が大好き♪
図書館にも週に1回は行っています。
今日は、こどもの日にぴったりの絵本「そらいっぱいのこいのぼり」をご紹介します。
『そらいっぱいのこいのぼり』との出会い
こちらの絵本ですが、出会いは図書館でした。
いつも行っている図書館に、こどもの日に関連した絵本をまとめて展示してあるコーナーがあって、そこに置いてありました。
(例えばひな祭りの時期にはひな祭りに関連する絵本、お正月にはお正月に関連する絵本、と季節ごとにピックアップして展示してあるんです。)
ぱっと見て表紙が気に入り、手に取りました。
中をペラペラめくってみると、文字量ももうすぐ4歳の息子にちょうどよさそうな印象です。
文字量は結構重要で、たくさんあり過ぎると息子も拒否反応を示すし、だからといって少なすぎると退屈そうにするんですよね・・・。
だから、必ず文字量をチェックするようにしています。
『そらいっぱいのこいのぼり』の内容
絵本サイトにのっていた内容紹介を貼っておきますね!
ゴールデンウィーク、おじいちゃんの家でコイの滝登りを見たケンゴ。
そこでおじいちゃんに、こいのぼりの由来について聞き……。
「どうしてこいのぼりをあげるの?」という、
子どもの素朴な疑問にこたえながら、美しく細密に描かれた絵で、
日本の端午の節句の風景を味わえます。
カバーでは絵探し、文字探しが楽しめ、本文中にも各見開きに
絵本と関わりの深い言葉(5つの文字)が隠されています。
絵を読む楽しさがよりいっそう深まる絵本です。(出版社からの内容紹介)
こちらの絵本は、徳島県阿南市の「鯉の川わたし」をテーマにしているそうです。
描かれている風景も、徳島県なのですね。
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絵本の著者は羽尻利門(はじりとしかど)さん
こちらの絵本の著者は羽尻利門(はじりとしかど)さんです。
てっきり四国生まれの方なのかなあ・・・と思いましたが、プロフィールに「1980年兵庫県の旧出石郡但東町(現・豊岡市)生まれ、2歳より京都市内で育つ」とありました。
現在は徳島県阿南市にお住いのようです。
絵本のあとがきに、以下のように書かれていました。
多分、奥さんが徳島県出身なのかな?
マンション育ちの僕にとって、鯉のぼりのある風景は、あこがれの景色の一つです。四国最東端のまち・徳島県阿南市に住みだして間もない頃、妻が僕を加茂谷地区の鯉の川わたしに連れて行ってくれました。たくさんの鯉が、5月の空を気持ちよさそうに泳いでいる姿に大興奮した僕は、まさしく子どものようにはしゃいで妻と写真の撮りあいっこをしました。その時、「いつかこの情景をモデルに絵本を描きたい」という思いを抱きました。そして、時を経て、ついに夢が叶ったのです。
(本書 あとがき より)
『そらいっぱいのこいのぼり』の感想
この絵本、息子がとっても気に入りました!
色とりどりの鯉のぼりをニコニコしながら眺めていましたよ♪
そして、私もとっても気に入りました。
まず、絵がとっても綺麗!
日本の田舎の風景を繊細な絵で見事に表現しています。
私は山口県出身で、著者とちょうど同じ年代ですが、この絵本を読んでいると、自分の子ども時代の風景が頭の中に鮮明に蘇ってくるんです。(田舎の風景は、今も昔もそんなに変わっていないので・・・。)
もしかしたら東京育ちの3歳の息子から見た山口の帰省もこのままのイメージなのかもしれません。
そして、日本の伝統行事について学べます!
こいのぼりの由来についても書かれているので、親子ともに日本の伝統行事を知る機会になります。
幼児の記憶力って本当にすごいって日々感じているので、息子も絵本を通してたくさんのことを学んでいると思います。
こちらで絵本の動画を見ることができます!