おはようございます!幸せパンダです!
出産まで1週間を切りましたが、まだお産の始まりの兆候はありません。
たまにいつもより強めのお腹の痛みを感じるくらいです。これが以前ブログにも書きました前駆陣痛なのかな?
さて、昨日はお天気が良かったので、赤ちゃん用の布団を出しました。
親戚から借りたものです。
叔母が孫用に購入したものの、他の布団もあったようで、結局一度も使っていないそうで、新品です。
昨日は中を全部出して、布団を干したり、シーツを洗濯したりしました。
ただ、新生児用の布団セットなのですが、枕はぺったんこ。枕カバーの中に薄~いものが入っているだけなんです。
あれ?赤ちゃんって枕いらないんだっけ?と疑問に思ったので調べてみました。
新生児に枕は必要?
赤ちゃんの枕について看護師さんに聞いてみた
まずは病院で看護師さんに確認。
「新生児に枕は必要ないよ。」と、言われました。
タオルを折って敷いておけば十分だそうです。
まあ、絶壁が気になるならドーナツ枕を使ってもいいけどね・・・、とのことでした。
ただ、どちらか片方ばかり向いて寝る習慣がついていると、気が付くと頭の形が変形してしまっている場合があるから、向きを変えてあげるようにしてね、とアドバイスを受けました。
ネットでも色々と調べてみた
ネットでも調べてみましたが、看護師さんが言われていたとおり、やはり新生児に枕は必要ないようですね。
新生児に枕が不要な理由
基本的には新生児や3歳くらいまでの幼児に枕は必要ありません。
幼稚園児や小学生くらいになったら、低い枕を使い始めるのがおすすめです。
理由は、赤ちゃんの背骨のカーブにあります。
大人の背骨はS字型カーブ→枕が必要
人間が直立歩行をするようになり、重たい頭を安定的に支えられるように、背骨がS字のカーブを描くように曲がりました。
理想的な寝姿勢は、直立した状態といわれます。そもそも枕が必要なのは、S字カーブを描いた姿勢を寝ているときにも保つことができるように、なんですね。
新生児の背骨はC字型カーブ→枕は不要
大人の背骨がS字型にカーブしているのに対し、新生児の背骨はお母さんのお腹の中で常に丸まった姿勢でいたこともあって、C字型に曲がっています。
赤ちゃんは生後3ヵ月頃に首がしっかり座ってきます。
赤ちゃんの背骨は首が座る頃まではC字型カーブになっていますが、自分の向きたい方へ動けるようになると、首の骨や筋肉が発達します。
この時に背骨の首部分に負担がかからないようにS字型カーブができ始めます。
さらに、生後6ヵ月頃にお座りし始めると、首と同じように腰のカーブができ始めます。
少しずつS字型カーブが確立していき、小学校を卒業するころにはS字型カーブが完成します。
新生児の背骨はC字になっているので、枕を使う必要性はあまりないのです。
枕をタオルで代用する方法
新生児期は枕として頭を支えるという機能よりも、母乳やミルクの吐き戻しや、頭にかく汗などの汚れ防止の目的で、枕が使われることが多いです。
タオルならすぐに洗えて便利です。
タオルですが、三つ折、または四つ折にします。これを赤ちゃんの頭の下に敷くだけです。
ただ、注意点があります。
枕代わりにタオルを使う場合は、ふわふわしたタオルではなく、できるだけ薄めのタオルを用意しましょう。
ふわふわのタオルだと、寝返りなどの拍子に顔にかかりやすく、窒息の危険性が高くなるからです。
その点は気をつけてくださいね!
スポンサードサーチ
絶壁防止!ドーナツ枕
赤ちゃんの頭が絶壁にならないように、ドーナツ枕を使うと聞いたことがあります。
新生児に枕は必要ない、と言われているものの、絶壁が気になるならドーナツ枕を使うといいという意見も多いです。
そこで調べてみました。
絶壁とは?
頭の形の変形の一種です。
後頭部に丸みがなく、平らなのが特徴です。
生まれたばかりの赤ちゃんの頭は柔らかく、寝るときの姿勢の影響を受けやすいです。
赤ちゃんは仰向けで寝ていることが多いので、後頭部に圧がかかり、絶壁になりやすいといわれています。
生後7ヵ月以降になると頭の骨も固くなってくるので、生後6ヵ月頃までのケアが大切です。
絶壁の原因
・仰向け寝
新生児は寝がえりをうつことができないので、一度仰向けで寝かせると、ずっと上を向いたままになっています。
それで後頭部に圧がかかり、頭が平らになってしまいます。
・遺伝的要素
近年、赤ちゃんの絶壁頭には遺伝的要素が強く影響していることが明らかになっています。
しかも日本人などのアジア人は、世界の中でも絶壁頭の割合が多いと言われているそうです。
つまり、人種的な側面もあるんですね!
・出産時の問題
出産時に産道が狭かったり、難産で時間が掛かったり、吸引分娩などで頭の形が変形することがあります。
・寝ているときの向き癖
赤ちゃんが同じ向きばかりを向いて寝ていると、頭の形が変形することがあります。
・抱っこの向き
大人がいつも同じ向きで抱っこをしていると、頭の同じ部分に圧がかかって頭の形が変形することがあります。
ドーナツ枕とは
ドーナツ枕とは真ん中にくぼみや穴のある枕で、赤ちゃんの頭の形を整える商品として販売されています。くぼみや穴が後頭部に圧がかかるのを防ぎ、向きぐせを防止する効果があります。
ドーナツ枕の機能
ドーナツ枕は、枕としての機能というより、赤ちゃんの絶壁を予防し、頭の形を整えるという目的で使われます。
必ず新生児期から使えるものを購入するようにしましょう。
気になるドーナツ枕
里帰りから戻ったら(生後1~2ヵ月後の予定)ドーナツ枕を購入しようかと思っています。
ジェルトロン ベビー枕
西川 ドーナツ枕(小)新生児~3ヶ月用
西川産業 babypuff ドーナツ枕(小) クリーム 綿100% LMF1301301
西川 ドーナツ枕(中)4~12ヵ月用
西川産業 babypuff ドーナツ枕(中) クリーム 綿100% LMF1501302
赤ちゃんに枕を使うときの注意点
寝ている間の窒息死事故が多数起きています。
枕もそのうちの原因のひとつとなっています。
枕やクッションが顔を覆うことによって、赤ちゃんが窒息してしまうのです。
ふわふわで頭や体が沈むもの、赤ちゃんが払いのけられないくらい大きいものは避けましょう。
また、必ず月齢にあったものを使用するようにしてくださいね!
まとめ
基本的には新生児に枕は必要ないようです。
赤ちゃんの頭が絶壁にならないか心配な人は、新生児から使えるタイプのドーナツ枕を使うといいかもしれませんね。
私は生後2~3ヵ月くらいになったら、ドーナツ枕を使おうかと思っています。
なお、仰向け寝の場合に絶壁になりやすいようですが、だからといってうつ伏せ寝にはしないようにしてくださいね。
以前頭の形が良くなるということで、うつ伏せ寝が流行った時期もあったようですが、今は乳幼児突然死症候群(SIDS)を引き起こす危険性があるとされており、推奨されていません。
くれぐれも気をつけてくださいね!