【体験談】出産レポート③:緊急帝王切開

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さて、出産レポート①②の続きです。

先月末に無事出産しました! 予想以上に大変だった出産の様子をレポートします。まずは、おしるし&陣痛→入院までです。 出産の苦しみは忘れる、とよく言いますが、確かにすでに記憶が曖昧になっています(笑)。忘れないように、書いておきます。
出産レポート②です。出産レポート①の続きになります。 陣痛促進剤を投入してからの様子を書いています。

6月29日(金)の深夜、分娩室で一人頑張っていたところ、突然破水しました。

最初はおしるしの血液かな?と思ったのですが、それにしては量が多いし、水っぽい感覚。

急いでナースコールを押して看護師さんを呼びました。

破水でした。

そこからの陣痛の痛みはまさに最高潮・・・。

今までの痛みとは比べ物にならないくらい痛い。

うまく表現できませんが、今までは(多分羊水が)クッションのような感じで痛みを和らげていたのが、羊水がなくなって直接胎児の動きを感じるようになり、痛みも倍増した感じがしました。

耐えれないほどの痛み・・・。

本当に、この地獄が早く終わってほしい・・・そんな感覚でした。

先生もすぐに駆けつけました。

羊水を見ながら、「羊水が濁っているね。」と看護師さんに言っているのが聞こえてきました。

あとで聞いたのですが、赤ちゃんが羊水の中で胎便をしていたようです。

そのため、通常は透明な羊水が濁っていたようです。(破水の後でトイレに行った際に、緑色の液体がお産用パットについていて、何だこれは?と思ったのですが、あれは胎便の混じった羊水だったのです。)

胎便は本来、赤ちゃんが生まれてきた後にするうんちのことなので、お腹のなかにいるときは排出されません。

しかしまれに、羊水中の赤ちゃんが低酸素状態に陥ると、腸の働きが活発になるうえに、肛門の括約筋が緩み、羊水のなかに胎便を排出してしまうことがあります。

そして、低酸素状態などのストレスのせいで赤ちゃんが羊水内で激しくあえぐと、羊水と一緒に胎便を吸い込んでしまい、胎便吸引症候群になることがあるのです。

参考記事:胎便吸引症候群とは?新生児が羊水を吸い込むの?後遺症がある?

赤ちゃんが羊水のなかに胎便を排出してしまう確率は、妊娠37~41週の正期産で約10%、妊娠41週以降では15~20%の割合とのこと。

珍しいことではないのですが、その羊水を赤ちゃんが吸い込んでしまうと、胎便吸引症候群を発症することもあります。

きっと何らかのストレスが赤ちゃんにかかって、苦しくなって胎便をしてしまったのかな・・・。

赤ちゃんが苦しそうなサインが何度か出ていたのにも、関係あるのかな、と思いました。

先生が子宮口の開きをチェックされましたが、まだ7センチ。全開の10センチにはなっていません。

分娩台にある、足が開くようになっている器具に足をかけて、試しにいきんでみて、と言われました。

やってみたところ、まだ赤ちゃんが出てきそうな感覚は全然ないし、実際にすぐ産まれる状況ではないようです。

すぐに諦めてもとの体勢に戻りました。

先生は、

「まだ出産まで時間がかかりそうですし、破水してしまったので、赤ちゃんがさらに苦しくなる可能性があります。帝王切開にすべきか悩ましいです。」

というようなことを言われました。

私はもう痛みの限界だし、赤ちゃんに何かあって、万が一死産なんてことになるのは絶対に嫌だったので、

「もうすぐに切ってください(帝王切開にしてください)。」

と先生に言いました。

先生はそれで決心がついたのか、

「では、そうしましょう。すぐに帝王切開の準備に取り掛かりますね。」

と言われました。

ここから帝王切開の説明を受けたり、点滴用にルートを取ったり、手術の準備をしたり、小一時間かかった気がします。

もう痛みのピークだったので、とにかく早くして~という気持ちでいっぱいでした。

準備ができたので、ストレッチャーに乗せられて手術室に移動しました。

帝王切開をする前に麻酔科の先生から説明を受けたのですが、とても親切な先生でした。

スタッフもとても親切。

急遽帝王切開になった私を気遣って、「よく頑張りましたね。」と優しい言葉をかけてもらえました。

痛め止めのための薬と、麻酔のための薬の2回、脊髄に注射を打ちました。

ちょっと痛いけど我慢してね~と言われましたが、陣痛の方が痛すぎたので、痛みなんて全く感じませんでした。

麻酔の注射を打ったら、痛みから解放されて、すごく楽になりました。

「ああ・・・極楽・・・。」

心の中でつぶやきました。

麻酔科の先生に、「麻酔を打ったら痛みから解放されたので、今幸せです・・・。」

と思わず言ったら、ぷっ・・・と笑われました(笑)。

冗談抜きで、本当にそんな気持ちでした。

局部麻酔だったので、帝王切開の手術中、意識ははっきりとしたままでした。

でも痛みは全く感じません。

カーテンで見えないようになっていますが、何かやっているなあ・・・という感覚があるくらいです。

手術中ずっと時計を見ていたのですが、たった7分で産まれました!

今までの苦しみは何だったんだろう・・・最初から帝王切開にすればよかった!とその時は思いました。

「オギャー、オギャー、オギャー!!!」

とっても元気な泣き声が聞こえてきて、自分でもびっくりしましたが、自然に涙が出てきました。

看護師さんと麻酔科の先生が「良かったですね、おめでとうございます!」と言いながら、涙を拭いてくださいました。

すぐに赤ちゃんを横に連れてきてくれて、初対面しました。

この赤ちゃんが私の中で育ったんだ・・・と思うと、とっても不思議な感覚でした。

やっと会えた!と思いました。

すごくきれいな赤ちゃんでした。

実は帝王切開の場合、産道を通って出てきていない分、赤ちゃんの頭が歪んだりすることがないので、きれいな赤ちゃんという印象を受けることが多いらしいです。

産道を頑張って通ってきた赤ちゃんは、真っ赤になっていることも多いみたいです。

ただ、帝王切開の場合、出産後数時間は保育器に入って、肺の機能などをモニタリングする必要があるそうで、うちの子も数時間保育器に入っていました。

その後私の傷口をふさいだり、子宮の内部を綺麗にしたりする処理がありましたが、1時間もかからないうちに手術は終わりました。

帝王切開の手術自体はとても楽でしたが、術後は丸1日ベッドで寝たきり、尿道を含め全身を管でつながれる、傷が痛むなど、通常の出産に比べて回復に時間がかかりました。

それに、私の知り合いの人で、帝王切開の手術後に血がとまらず死にかけたという人もいるので、やはり出産が命がけということには変わりないと思います。

もう二度と同じ目にあいたくないですが、結果的に陣痛→陣痛促進剤→帝王切開とフルコースで味わったので、いい経験になったかな・・・と思います。

何よりも夫も誕生の瞬間にその場にいることができたので、良かったかなと思います。

里帰り出産で、夫は陣痛が始まってから移動することになっていたので、安産だったら出産には間に合わなかったと思います。

ある意味、赤ちゃんも夫が到着するのを待っていたのかな?

今は赤ちゃんのお世話に大変な毎日ですが、無事生まれてきてくれて、本当に良かった!

自分に子どもがいるなんて、いまだに不思議な気持ちでいっぱいです。

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