さて、出産レポート①の続きです。
陣痛促進剤を開始!まずは錠剤から!
お産がなかなか進まないため、27日(水)の午前中から陣痛促進剤を使うことになりました。
陣痛促進剤には錠剤と点滴がありますが、ひとまず錠剤からスタートです。
錠剤のデメリットは、効きすぎた場合後戻りができないこと。
点滴の場合はすぐに点滴をやめればいいいのですが、錠剤の場合は飲んでしまうため、効果がしばらく続いてしまいます。
そのため、1錠ずつ様子を見ながら増やしていきます。
10時25分に1錠目を飲みます。
あまり痛みは感じないものの、分娩感知装置のモニターではお腹が張っているサインが出ているそう。そんな状態がしばらく続きます。
痛みは軽いので、普通に会話する余裕もあります。
そして、11時25分に2錠目を飲みます。
1錠目よりはお腹がはる感覚があります。
でも我慢できないほどの痛みではないので、母と話しながら過ごしました。
昼食が出ましたが、完食して、看護師さんもびっくりしていました(笑)。
そして、12時25分に3錠目を飲みます。
痛みが2錠目の時よりも強くなりました。でもまだ大丈夫!
13時半に先生の内診がありました。
大分子宮口が柔らかくなってきたとのこと。
今日はとりあえず3錠で終わりです。
今日の陣痛促進剤は、子宮口を柔らかくすることが目的だったそうです。
ということで、本番は明日28日(木)の点滴です!
夜間もモニターをつけて、胎児の心拍をずっとモニタリングしていましたよ。
深夜から腰とお腹が痛くて、15分おきに目が覚めました。
陣痛促進剤の効果はもう切れているので、私の自然な陣痛がきているのだろう、とのことでした。
陣痛促進剤には、自然な陣痛を誘発する効果もあるそうです。
やはり夜間も胎児の心拍が2度ほど弱まり、苦しがっているサインが出ました。
陣痛促進剤の点滴を開始!
さて、6月28日(木)になりました。
まずは内診からスタート。
子宮口の開き具合を見るのですが、その時に先生が子宮口を開くために、中をグリグリするんですが、それが激痛!
恐怖の子宮グリグリ・・・
本当に痛い!!!
もう本当に激痛で、脂汗が全身から吹き出します・・・。
担当医(女医)は、心拍が今の時点でたまに弱まるのが心配、と言っていました。彼女は最初から帝王切開にした方が安全と考えているものの、先生の間でも意見が分かれているそうです。
病院としては、帝王切開というのはあくまで最終手段で、できれば自然に産んだ方がいい、という考えだそうです。
結局先生方の話し合いの結果、陣痛促進剤を使ってみて様子をみよう、という方針になったそうです。
ということで、陣痛促進剤の点滴を午前中から開始しました。
明らかに今までとは違う、お腹の痛みを感じます。
お腹の痛みは下痢の痛みをもっともっと強くした感じ。
そして、背中にも痛みが・・・。背中の痛みは重く、ずっしりとくる痛みです。
なぜか肛門を圧迫するような感覚も・・・。よく、肛門をテニスボールで抑えると楽になるといいますが、まさにその状態になりました。
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点滴の量を少しずつ追加!我慢できない痛みに!
点滴の量を少しずつ増やしていくのですが、午後2時頃には我慢できないほどの痛みになってきました。
母がずっとそばにいてくれて、伯母も途中からお見舞いに来てくれましたが、だんだんと話す余裕もなくなってきて、ひたすら痛みに耐えていました。
痛みが来るタイミングで、伯母が背中のツボを指の腹で押さえてくれるのですが、このマッサージがとても上手で助かりました。
何故か母は下手くそ。
悪いとは思いつつも、ちょっとイライラしてしまいました・・・。
伯母は自分も腰が悪いので、ツボが分かっているから、と言っていましたが。
その日はとりあえず16時まで陣痛促進剤の点滴をすることになっていたので、ひたすら16時を待っている感じでした。
早く解放して~と心の中で叫んでいました。
今の時点では子宮口の開きは7センチほどで、まだ生まれる気配はありません。
明日もまた陣痛促進剤のやり直しで、同じ苦しみを味わうのかと思うと正直うんざりだったのですが、とにかく今日のこの痛みから解放されたい・・・そんな一心でした。
例のすごーく痛い先生の内診(=子宮グリグリ)も途中何度もありました。そのたびに脂汗・・・。
子宮口が開いていないから余計痛いんですね・・・。
本当に地獄のような一日でした。
陣痛促進剤いったん終了!夫が到着!
結局16時になり、陣痛促進剤はいったん終了。
点滴をやめたらお腹の痛みはおさまってきました。
でも腰の痛みはずっと続いていました。
おそらく腰の痛みは私の自然な陣痛だろう、ということでした。
これで一晩中様子を見ましょう、ということになりました。
自然な陣痛がきているので、そのままお産につながる可能性もあります、と言われました。
夜、夫が病院に到着しました。
29日(金)から有給をとっているので、28日(木)の夜病院に到着。
私は分娩室にこもっていたので、夫は私の病室に一晩中滞在することになりました。
途中夫も分娩室に来ました。
かなり痛そうな私を憐れみの目で見る夫・・・。
お腹はさほどではなかったのですが、腰が痛くて、痛くて・・・。どんどんひどくなっている感じでした。
胎児の心拍が弱まっているサインは出ておらず、胎児は元気な様子だったので、ひたすらそのまま痛みに耐えていました。
そして、深夜ごろ、突然何かが子宮口から流れ出るような感覚が!
おしるしにしては量が多いし、水っぽい。
そう、破水したのでした・・・。
出産レポート③に続く。