こんにちは!幸せパンダです!
2021年5月29日(土)に放送を終了していますが、大地真央主演の「最高のオバハン 中島ハルコ」というドラマにはまっていました(原作は林真理子さん)。
毒舌のとびっきり綺麗なセレブのおばさんが、悪者をぶった切り、人助けをしていくという女版「水戸黄門」のような爽快なストーリーで、毎回明るい気分にしてもらいました。
(これはテレビ版だけでしょうが)「小室敬」という名前の結婚詐欺師が出てきたり、「それってありなの?」という内容や発言もあったりと、色々な意味でかなりグイグイいくドラマでした。
とにかく大地真央の美しさ(無理だろうけど、あんな風に歳を重ねたい!)や、すかっとする内容にすっかりはまってしまいました。
そして、東海テレビが製作していることもあり、愛知押しがすごい!
その中で「あいち鴨」が出てきていて、とっても気になっていました。
是非食べてみたいのですが、せっかくなら美味しいものを買いたい!と思い、調べてみましたので、ブログ記事にまとめておきますね!
鴨肉と思っていたのは、実はアヒルだった?
この機会にまずは鴨肉について調べてみました。
こちらのブログ記事がかなり参考になりました。
(プロの料理人の方のブログなんですが、ちょっとすごいです。難易度高そうな料理ですが、すごく美味しそう~。試してみたい!)
で、衝撃的な事実が!
鴨とアヒルは生物学的に同じものだそうです。
日本語では、「鴨」は野生の鴨を指しており、その野生の鴨を捕まえてきて飼いならしたのがアヒルだそうです(上記の外部ブログ参照)。
アヒルは漢字にすると「家鴨」だそうです。
「野生の鴨」は野生味がある反面、臭みが強く独特な味です。
「野生の鴨」と「アヒル(家鴨)」をかけ合わせて家畜化し、「野生の鴨」の風味を残しつつ万人受けする味に仕上げたのが「合鴨(あいがも)」ということになります。
現在では、一般的に「野生の鴨」は真鴨、それ以外は鴨肉と呼ばれいます。
ということで、実は私たちが普段鴨肉として食べているのは、合鴨かアヒルだそうです。
で、色も茶色をイメージしていましたが、合鴨やアヒルは白っぽい色なんです。
ちょっとびっくりな真実でした・・・。
鴨肉にも種類がある!
そして、鴨肉(合鴨かアヒル)にも色々と種類があるようです。
ざっとこんな感じです。
- バルバリー種:南アメリカの野生種が起源の種。フランスで好んで使われています。大型で肉質が柔らかくクセが少ないのが特徴。フランス鴨とも呼ばれています。
- 北京種:北京ダック用の家鴨。合鴨ではなく、アヒルです。
- ミュラール種:主バルバリー種の雄と北京ダックの雌を掛け合わせたもの。雄はフォアグラ生産のために飼育されます。胸肉にも脂肪分が多く、こくがあります。フォアグラ採取後の肉は「マグレ・カナール」として流通しています。
- チェリバレー種:北京種をイギリスで改良してできた品種。日本で流通する鴨肉の8割がこのチェリバレー種。
- シャラン鴨:フランス北西部ヴァンデ県、シャランの町の中心から約15~30km圏内のシャラン地方で飼育されている鴨で、生産量は少なく、伝統的な飼育法で専門の職人による手作りの飼料が与えられます。ブランド鴨で、高級品です。
日本で一般的に流通している「合鴨モ肉」のほとんどはチェリバレー種で、軟らかくてクセがなく、おいしい出汁が出るために「鴨鍋」などに使われます。
実は私、以前フランスに住んでいました(4年半)。
初めて鴨肉を食べたのはフランスだったのですが、今思うとあれはきっとバルバリー種だったのですね。
そして、マグレ・カナールも食べたことがあるので、あれはミュラー種だったのでしょうか・・・。
そして、毎年大晦日に鴨鍋を食べるのが我が家の定番。
シェフ桑原 鴨とフォアグラ専門店というお店で購入しています。
こちらの鴨肉を改めて調べてみると・・・
なんとフランスと同じバルバリー種でした!
こうやって調べてみると、色々と分かって面白いですね!
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あいち鴨とは
さて、今日のブログの本題に移りましょう!
ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」の中で「幸田町の町おこしイベント」のシーンがあったのですが、そこで出てきたのが「あいち鴨」。
てっきり(愛知県額田郡)幸田町の名物なのかと思っていましたが、実は愛知県豊橋市の名物だそうです。
ドラマの中の「幸田町の町おこしイベント」は、実は「愛知県の食材を使った町おこしイベント」という設定だったらしいです。
幸田町の町おこしイベントのために協力する、あいち鴨生産者の岩倉智子役を演じている須原麻衣さんのブログに書いてありましたよ!
あいち鴨を取り扱っているお店「鳥市精肉店」
ドラマをきっかけに知ることになったので、ぜっかくだから一度味見してみたい!と思い、あいち鴨をお取り寄せできるお店を調べてみました。
あいち鴨ですが、その地域全体で育てていて、生産者もお店も複数あるのかと思っていましたが、そうではないみたいです。
実は、「幸田町 あいち鴨」とか「あいち鴨 おすすめ」とか、色々なワードで検索すると、いつも鳥市精肉店がひっかかってくる。
ということで、直接電話で問い合わせましたんです!
結論から言うと、あいち鴨を取り扱っているのは、この鳥市精肉店のみ!
ただ、卸売りもしているので、そこから流れて別の店舗で販売されているケースはあるそうです。
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あいち鴨の歴史
そもそもあいち鴨は、鳥市精肉店が地元愛知県豊橋市にある2つの農場と独自契約し、ブランド化した県内唯一の地元産合鴨肉なんです。
「あいち鴨」という名称で、特許庁に商標登録もされています。
もともと豊橋市には鴨の生産者がいらっしゃったのですが、高齢で辞めることになり、今の社長が引き継いで「あいち鴨」としてブランド化したそうです。
そして、あいち鴨は幸田町ではなく、豊橋の名産品だそうです。
つまり、本物のあいち鴨を買うのであれば、鳥市精肉店か、もしくは鳥市精肉店の商品を取り扱うお店しかない、ということになります。
ドラマでは「幸田町の町おこしイベント」で紹介されているので、私のように幸田町の名産と勘違いしている方が結構いらっしゃいます、と言われていました。
まあ、そうですよね・・・。
実際に「最高のオバハン 中島ハルコ」のロケ地だったそうです!
テレビでも紹介されています!
「最高のオバハン 中島ハルコ」のドラマ以外にも、日テレの「満天☆青空レストラン」という番組で紹介されて話題になったようです。
ロケブログも見つけました!
上記のブログに画像も載っていますが、やっぱり白くてイメージしていた鴨とは違いますね。
アヒルに近いイメージです!
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公式通販サイト経由での購入が一番よさそう!
さて、鳥市精肉店ですが、先ほども書きましたが卸売りもしているので、このお店の鴨を取り扱っているお店は他にもあるそうです。
ただ、やっぱり一番品揃えが豊富なのは公式通販サイトです。
私は公式通販サイトから注文しようと思います。
電話でおすすめを聞いたところ、人気があるのは、あいち鴨鍋セット、あいち鴨すき焼用セットなど、調理のしやすいセットものだそうです。
自分で鴨料理を作れる人には、鴨ロースも人気だそうです。
今は暑くなってきて、鍋やすき焼きの気分ではないので、鴨ロースを試してみようかな、と思っています。