子ども名義の預金口座を作ろうか検討中です。
子どもに渡すというよりは、そこに親からもらった出産祝いなど子ども用のお金を入れておき、親が管理して、教育資金の一部として使うイメージです。
「運用」という面ではジュニアNISAの方がお得だとは思うのですが、18歳まで引き出せないというデメリットがあります。
また、我が家だけの特殊な事情なのですが、夫も私も再婚で、夫には前妻との間に子どもがいるため、夫の名義にしておくとすべて相続財産にカウントされてしまうというのもあります
だから、子ども用のお金はきちんと分けておいた方がいいかな、と思っています。(最近友人が相続関係の手続きをしており、普通の家庭でも色々と面倒なんだなあ・・・と実感しているところなんです。)
色々と調べてみたところ、思わぬ注意点があることが判明!
子ども名義の預金口座開設の際の注意点
金額や場合によっては「贈与税」がかかる可能性があることを忘れるわけにはいきません。
「一年間に110万円」を超える金額を渡すと、もらった側に贈与税が発生する可能性があります。
注意してほしいのは、贈与税が発生するタイミングです。毎年子供の名義の通帳に10万円入れている。20年後に200万円の残高になった通帳を渡そう。
そんな風に考えている方もいるのではないでしょうか?毎年10万円なら、年間110万円以下だから贈与税はかからない・・・・と思うのは少し気を付けてください。贈与というのは、「あげます」「もらいます」という合意が成り立って初めて成立するもの。
もらう側=子供が、お金をもらったことを知らない場合(通帳の存在を知らない場合)は贈与は成り立っていません。とすると、子供に通帳と印鑑を渡した時に贈与になる可能性があります。上記の例だと、通帳を渡したときに200万円の贈与となり、贈与税がかかるケースも出てきます。
参考記事
子ども名義の口座で貯めたお金。贈与税がかかるって本当?
え・・・そうなんだ~!!!私もてっきり年間110万以下だったら問題ないのかと思っていました。
もらった本人がその事実を知っているかどうかと、渡すタイミングが問題になることもあるんですね・・・。
びっくりです。これは気をつけないといけないですね。
まあ、我が家の場合は子ども用口座に貯めていって将来子どもに渡すというよりは、余った扶養手当や子ども手当、親から子どもにもらったお祝いなどをひとまず入れておいて、子どものため(例えば塾代とか習い事代)に使う予定なので、そのような使い方なら問題ないかな?
それとは別に、子どもが小学生くらいになったら、自分が直接もらったお年玉やお小遣いを入れる用に、別の口座を作ってあげようと思っています。
まだまだ先の話ですね・・・。