こんにちは!幸せパンダです。
今日は私が着物を習い始めたきっかけについて話したいと思います。
私は20代の頃、数年間フランスで生活をしていました。
私にとって初めての留学先、そして初めての海外生活でした。(その後、フランス人の元旦那と出会い、そのまま数年間滞在することになります。)
海外旅行もしたことがなかったので、本当に初めての海外。すべてが新鮮でした。
フランスにはヨーロッパによくある、お城のような綺麗な建物がいっぱい。
最初は圧倒されました。
なんて重厚な建物なんだ!なんて綺麗なんだ!と思いました。
でも、何年か住んでいると、そういう建物にも目が慣れてきたのか、だんだんと日本の純和風の木の建物もいいなあと思うようになってきたんです。
それは別のことでも同じで、文化的な面で、改めて日本の良さに気づくことがたびたびありました。
そんな流れで、日本の伝統文化に興味を持つようになり、着物って素敵だな~と気づいたんです。
実はもともと外国の民族衣装にはすごく興味があって、「そういうの好きだよね~。」とよく友人たちにも言われていました。
まあ、傍から見ると少し変わった志向の持ち主だったみたいです(笑)。
でも 、日本の民族衣装である 着物については、当時の私については「外国のもの」ではなかったので、あまり関心がありませんでした。
だけど、フランスに住むのが当たり前の状況になると、今度は日本のものがキラキラと珍しく、輝いて見えたんです。
結局、外国に住むという経験があったからこそ、日本という国を少し距離を持った立場から見ることができ、あらためてその良さに気づいたんですね。
その後日本に帰国。
それからは街ゆく着物姿の人を見ては、私も着たいな~と思いつつ、何もできないまま何年も経過してしまいました。
私が着物をすぐに始めなかったのは、何となく
・着物は高い
・自分で着るのは難しそう
・人前で着る勇気がない(好奇の目で見られそう)
・何から始めたらいいのか分からない
というイメージがあったからです。
そんな時、再婚した日本人の夫が大阪に転勤になり、東京の仕事や友人とは一旦お別れすることになりました。
新しい場所に行くのだから、そこで何かマスターしたい!と思い、何か習い事を始めることにしたんです。
不妊治療もすることにしたので、フルタイムでは勤務できず、時間があったというのもあります。
それで、ずっと憧れていた着物をやってみよう!と決めたのでした。
長くなったので、今日はここまで・・・。
次回は私が通った着付教室ついて書きたいと思います!